◎「予算に反対したから実績がない」という論理は、まちがいです。今年(2007年)の川崎市議会において、公明党の代表質問において、「日本共産党は予算に反対しておきながら、小児医療費無料化を実績と宣伝しているのはおかしい」といった主旨の質問がおこなわれ、阿部市長も同様の発言をおこないました。同様の攻撃が全国でおこなわれています。議会の仕組みを知らない市民に誤解をあたえる政治家としてのモラルと資質に関わる重大な問題発言です。 ◎予算は全体を一括採決するしくみ予算(案)は、議会において一括採決されます。この部分は賛成、この部分は反対というわけにはいきません。 部分的に良い面がもりこまれていても、全体として税金の無駄づかい、福祉・医療・教育などを切り捨てる予算編成になっていれば反対して当然です。 同時に、予算案に今までなかった前進面が盛り込まれる背景に、野党の提案や議会質問があるときに、それを実績と表現することは国政でも地方政治でも常識です。 ◎小児医療費無料化についてフェアな論争を日本共産党は予算案について、ただ反対しただけではなく、「小児医療費無料化の対象年齢の引き上げと所得制限をなくして全ての家庭が公平に利用できることを含めた予算組み替え動議」をだしました。予算の中の税金のむだづかいを新ためて、改善案をだしたのです。 この事実を言わないで、自分たちに都合のいい事だけを切り抜いてもちだすやり方は卑怯です。 ◎市民の運動と日本共産党の10年間で30回の質問そもそも小児医療費助成制度の拡充は、長年の市民の運動・署名とあわせて、日本共産党が阿部市長が就任するずっと前の1990年代から30回以上にわたり議会質問をおこなってきたものです。議事録にも残っており、事実を消すことはできません。あたかも議会では反対しているかのような宣伝は事実に反しています。◎もし予算に反対する=実績なしであれば、国会で公明党の30年以上にわたる野党時代に活動は実績なしということになります。矛盾してます。公明党は「共産党は予算に反対しているから実績は何もない」と各地で日本共産党を攻撃しています。この主張は、日本共産党だけの問題ではなく、日本の議会政治にとって見過ごせない中身をもっています。 野党の大事な役割 教科書にも公明党の論法は、議会における野党の存在を頭から否定する暴論です。 野党が国民の要求をうけてその実現に奮闘し、当局の施策に反映しても、すべて当局と与党の実績だというわけですから、野党の活動には意味がないということになります。自民党でさえ主張したことのない議会政治否定の議論です。 野党が国民の要求や運動と結びついて、さまざまな政策や制度の実現を求め、実現することは議会政治のイロハです。 高校の政治経済の教科書でも「野党は、単に反対勢力というのではなく、政府や与党の施策を批判し、行政を監視するなど、国民の声を代表し、政治を抑制する重要な役割をもっている。政府・与党も、野党の意見を尊重し、国政に反映させるよう努めなければならない」(第一学習社『高等学校/政治・経済』)と書くほどの常識です。 自分が野党の時代には、その役割を得々と語りながら、与党になったとたん、野党の役割を平気で否定して他党を攻撃する―民主主義をわきまえない公明党の体質を示しています。 野党時代の公明党の“実績”も「大ウソ」に公明党自身、政権入りまでは、野党時代について「地方議会で、国政の場で堂々の論陣を張り、他党が目をみはる政策の実現を勝ち取ってきた」(九九年七月の党大会)と自慢していました。 しかし、公明党は、自民党と手を組んで与党になるまでは、結党以来三十数年間、細川連立政権に参加したときをのぞいて政府予算に反対しました。もし、日本共産党が川崎市の予算に反対したから実績がないという説明が成り立つとすれば、公明党国会議員団は、30年以上にわたり実績がないことになります。でも・・・ 公明党が野党としてたたかった直近の国政選挙である九八年の参院選をみても、法定ビラで数々の「実績」なるものを宣伝しています。「予算に反対したから実績がない」というなら、公明党のこの宣伝はウソだったのか―、説明してほしいものです。 公明党はこれらを含む予算に反対しました公明党が“実績”と宣伝するものと当初予算への態度×反対 ○賛成 ・・・ 公明党の政府提出予算に対する態度 野党時代は予算にみんな反対 1962年 × (公明政治連盟) 1963年 × 教科書無償配布 1964年 × (公明党結党) 1965年 × 1966年 × 1967年 × 1968年 × 1969年 × 1970年 × 1971年 × 1972年 × 児童手当 1973年 × ↓ 1974年 × ↓ 1975年 × ↓ 1976年 × ↓ 1977年 × ↓ 1978年 × ↓ 1979年 × ↓ 1980年 × ↓ 1981年 × 1982年 × 1983年 × 1984年 × パート減税 1985年 × ↓ 1986年 × ↓ 1987年 × ↓ 1988年 × ↓ 1989年 ― ↓ 1990年 × ↓ 1991年 × ↓ 1992年 × 白内障眼内レンズ保険適用 1993年 × ↓ 1994年 ○ ↓ 細川連立政権 1995年 × ↓ 新進党に合流 1996年 × ↓ 1997年 × ↓ 1998年 × さい帯血移植保険適用 1999年 × 2000年 ○ 自自公連立政権 2001年 ○ 自公保連立政権 (89年度は自民党が衆院で単独採決し、自然成立) 公明党に言いたい。 自分たちが野党の時は、「予算に反対」しても実績があり、 自分たちが与党の時は、「予算に反対」したら、その野党には実績がないと攻撃、 これは道理がなさすぎますよね。 かもした元への連絡方法◎メールを送る ↑クリックで送信できます。(アドレスは、いたずら防止のため定期的に変更しています。) ◎郵送 かもした元自宅宛にお願いします。 〒213−0014 川崎市高津区新作5−22−7−301 かもした元 ◎FAX 日本共産党川崎北部地区委員会 FAX044−911−6287 かもした元宛と記入してお送りください。 ◎電話 日本共産党・川崎北部地区委員会 044−911−9402 日本共産党・高津西後援会事務所 044−752−2989 電話連絡の際は、かもした元のホームページをみて電話したとお話ください。 ![]() |


